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仕掛けを水中に入れることは魚に対して何かしらの影響を与える。ほとんどの場合において、それは魚に対して警戒心を抱かせ、それはルアーや餌釣りにおいても同様である。

もちろんベイシャークについても例外ではない。

我々が複数人でベイシャークを狙う場合は一か所で集まって竿を出すことが多い。

一人につき、2~3本を出すことが多く、多いときには20本近くが30m程度の間に林立することがある。

以前このようなことがあった。

2017年の年末に複数人で年越しベイシャークをやった時であるが、非常にアタリが遠く私にもアタリが無かった。

未だベイシャークをキャッチしていなかったメンバーであるのっち氏が自分の竿を100m以上離して出すという荒業に出た。

もちろんアタリなどはわからず、自転車でたまに竿を確認しにいくというデンジャラスな釣法であったが、見事3時間程度の間で2本のベイシャークをキャッチしたのである。

また、わたしも以前よりプレッシャーについては気になっており、その件でそれが確信へと変わった。

メンバーと竿を出すときでも必ず1本は30mほど離れた遠くに出すようにすると夜中、周りの静かなタイミングでその竿にアタリがあることが多い。

またメンバーのけいすけ氏も平日の一人釣行ではかなりの確率でゲットをしている。

このことからも仕掛けが水中に与えているプレッシャーは非常に大きいことがわかった。

つまり、ベイシャークはなんらかの方法で水中に入っている仕掛けを感じ取り、また、その数が多ければ多いほど警戒心が高まることでそこに餌があったとしても警戒して食わないかそもそも仕掛けに近寄らないかと考えられる。

ベイシャークが仕掛けをどう避けているのかわかれば、遠投や落としオモリなどでプレッシャーを与えないようにする方法も考えられるが、これについてはもう少しデータが必要なところではある。

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