淡路島にベラの親分を追う
11月23日-24日まで仕事の大阪出張に合わせて淡路島へ、ベラの親分であるコブダイを狙った。
20日-22日までは新大阪駅近辺で仕事だったのだが、まさかの2日目から熱を出し寝込むという...
仕事は誤魔化し誤魔化しクリアするも最終日まで若干の微熱と激しい咳を引きずってしまった。
実は半月ほど前に咳風邪を引いてしまい咳を少し引きずった状態だったのと出張という環境変化で再発したということであろう。
仕事の最後にはなんとか熱は下がったが咳を引きずったままで上司と餃子を食べる。
選んだ場所は何故かチェーンの餃子の満州。知らなかったのかな?大阪らしいもの食わせろよ。とは思いつつご馳走様でした。
ようやくここから本題に入ります。
22日夜はネカフェに泊まり、23日の朝から予約していたレンタカーで一気に移動。
途中で約束していたりょう君といっさん君を拾ってそのまま淡路島へレッツゴー。
彼らとはTwitter上での付き合いだけだったがこうやって実際に会って一緒に釣りに行けるのは本当に楽しい。
今回は出張の為、竿が持って行けず竿のみりょう君より拝借した。
釣具屋やスーパーなどを回ってポイントに着いたのは暗くなった頃であった。
コブダイは夜はほとんど活動せず狙えないようなので釣具屋で買ったソウダガツオの切り身でエイ&サメを狙うことに。
実は淡路島、沖に面してるとは言え軟骨魚がほとんど生息していないらしい。
事前情報でも極稀にアカエイが上がるくらいとのこと。
ポイントは堤防。
ソウダガツオの切り身を投げ込んで待つ。
餌取りの状況を確認しつつ何度か打ち返すと可愛いサイズのアナゴがヒット。
更に打ち返すと何故かマダコがヒット。
そしてホタテウミヘビ
いつでもどこでも長物はいるようで頻繁にアタリがある。
更に待つ間にケーソンの継ぎ目をヘチ釣りで探ると小~中型のカサゴが連発。
面白いように釣れる。
りょう君にもクロアナゴが釣れたりいっさん君にワニゴチが釣れたり外道はアタるもののやはり軟骨魚は不在のよう。
風邪と出張の疲労から深夜は大事を取って私は車に戻る。
2人はまだ頑張るようで快く見送ってくれた。
が、しばらく寝ていると電話が鳴る。
出てみるとどうやら寒さが限界にきたようで車に戻るとのこと。
車のエンジンを回し暖房をMAXで効かせて二人の戻りを待つとやがて荷物を全て片付けて戻ってきた。私の道具まで片付けさせてしまい申し訳ない。
しばらく寝るといつの間にか日も出て朝の7時過ぎ。
2人も起きだしていよいよ本気でコブダイを狙う。
餌は釣具屋で買ったシラサエビ。
堤防外側のテトラ帯と内側のヘチを狙って打つ。
しかし餌は取られるものの本命らしきアタリはない。
昼まで粘って餌も切れたところで餌も無くなり一度撤収し、食事がてら作戦会議。
どこも実績ポイントだらけ、というか淡路島ではどこにでもいる魚だけに中々ポイントを絞れずにいたが、知名度の高い港に決定。冬には大型のコブダイも上がっている。
移動時間も含めると釣りできるのは約2時間。この移動ですべてが決まる。
途中釣具屋やスーパーにより、バナメイエビとなんだかよくわからない赤いシマシマのエビを購入した。
いざポイントについて偵察するとコブダイ狙いの年配の方とサビキの人が数人。手前のポイントが空いていたのでこちらに入る。
コブダイ狙いの方は30cmほどの小型のものを釣ったらしい。
2人は内湾のブロック帯、私は外側のテトラ帯を狙った。
するとすぐに反応が。
一度大きく竿先を叩いたようなアタリが
5秒ほど待つと一気に走った。
テトラ帯の為、潜られまいと一気に浮かせると本命コブダイ。
小さいながらもちゃんとコブがある。
サイズは55cmくらい。
まだまだ小型サイズであるがひとまずの本命に安堵した。
そしてしばらくするとりょう君にも大きなアタリが。
更にほぼ同時に私にもヒット。
りょう君の方が大きそうなので私のは強引に浮かせてそのまま抜き上げた。
さて、アシストと思い見るとどうやら根に潜られてしまい涙のブレイク。
抜き上げたサイズは40cmほどの若い個体。
まだコブはない。
その後、私にもにもアタリはくるものの食い込まない。
終了予定時間も過ぎ暗くなるまで粘ってみるものの日が暮れてからは極端にアタリの数も減りタイムアップとなった。
帰りは鯉釣り談義に花が咲きあっという間に戻ってきた。めちゃめちゃ美味しいたこ焼きをごちそうになり、またリベンジを誓って解散。
目標の巨大なコブを持つコブダイは釣れなかったしそれよりも突き詰めたらかなり面白い魚だと思った。